大学から「この生徒がほしい」と思わせる志望理由書の書き方

こんにちは!EIMEI予備校の二神です。

総合型選抜や学校推薦型選抜(公募推薦)で大学を目指す人が多くいますが、その中には

「一般選抜は難しそうだから・・・」

「内申点ないから、指定校は無理だけど総合型なら・・・」

「なんとなく、楽そうだから・・・」

という人もいるはずです。言わずとも、本音は。

 

そこで、今日はこういった推薦入試の本質について書いてみます。

結論、総合型や公募推薦の本質は「マッチング」です。

学びたいことがあって、自主的に行動できる優秀な学生を求めて、大学が年内で合格できる機会をつくってくれています。その機会をどう捉え、どう対策するか、その姿勢から既に試験は始まっているのです。

 

 

意欲、姿勢、優秀さ、行動力、それらをアピールできる機会というのは、大学によって変わります。しかし、どの大学でも一律、必ず審査基準にするものがあります。それが、志望理由書です。

つまり、志望理由書を制するものは推薦入試を制するということです。逆は、言わずもがなですね。

 

 

 では、どのような志望理由書を書くと大学側から評価されるのか、8年間で100人以上を合格に導いた私の視点を共有します。

 

1,教授の研究領域

「この人のもとで、●●を学びたい!」というのが、具体的に言える

2,キャリアプラン

そこでの学び、経験、知識を活かして、社会に出て何をしたいか明確に言える

3,この大学じゃないとだめな理由

相対的に大学を比較した上で、絶対評価で「ここ!」と言える理由がある

 

 

この3点に留意するだけで、大学側から一目置かれる志望理由になります。

最近は、ChatGPTのような生成AIがありますが、自分が何を学びたいか、それをその後の社会貢献にどう繋げていきたいかは「自分の中」にしかありません。表面的な「優秀っぽい文章」や「意識高そうな雰囲気」というのは、見抜かれてしまいます。仮に一次試験に通過したとしても、二次試験の面接でボロが出ます。大学受験という機会を使って、自身の夢や目標を発見し、キャリアをデザインしていく視座の高い生徒は、自ずと合格するはずです。

 

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この記事を書いた人

二神大輝