大学入試はやってきたことを見える化して自信に変え、これから先の不安と戦うのだ

大学入試に向けて取り組む高校生のほぼ100%が「今、自分はどの位置にいて、どのくらいの量を、どのくらいのペースで勉強すれば合格するのか」という不安の中勉強しています。なぜなら、模試の合否判定や偏差値というのは、順位は出ても「具体的な弱点」を事細かに明示してくれるわけではないからです。

 

例えば、英語。

河合塾の記述模試では、大問が英文法や長文、英作文、リスニングごとに分かれており、点数がでます。それを受けて

「おれは英作文が苦手なのか」

「私は時間内に長文が終わらない」

と感想を抱きます。しかし、具体的に英単語の定着度がどれくらいなのか、動詞・形容詞・副詞・名詞の語法はどれくらい頭に入っているか、熟語(イディオム)は十分覚えているか、英文法は各単元どれくらいの定着度なのか、は測れなません。残念ながら現在高校で行われているどの模試を受けても、それらを正確に測ることはできません。

では、どうやったら測れるのか。

 

 

EIMEI予備校は長年の指導経験から、参考書ベースでの習熟度確認が最も確実である、と考えています。どういうことかというと

1,自分のレベルに合った参考書を使い

2,1冊を完璧に仕上げ

3,次のレベルへと着実にあげていく

この学習プロセスの中で、各参考書が仕上がっているか否かで学力を判断していくということです。

 

この前提に立つと

自分のレベルに合った参考書を使っていない

1冊を完璧にせず、次へ次へと進んでしまう

レベルや問題形式が近いものばかりやっている

という場合、学力向上が難しいとも言えます。

 

 

だからこそEIMEI予備校では、一人ひとりの学習状況や学習姿勢をみて、今どのくらいの学力があるのか、どのくらいまで伸ばせるのか、日々の学習過程で診断しています。毎週ある確認テストは点数を記録し、成長曲線を見えるようにしています。

このシステムを使うことで、努力が可視化されます。サボっている人は学習項目に点数が打ち込まれませんし、なかなか先にも進めません。一方、コツコツ頑張った人はその努力が見える訳ですから、それを自信に変えることができます。

 

 

 

受験勉強は当然有限な時間の中で行われます。いつまでに、何を終わらせないといけないか、私たちは緻密に計画を立てながら学習管理を行っています。

 

「よし、英語は仕上がってきたら来月から過去問に入ろう。まずは東洋から」

「古文はこのままだとまずい。今月で助動詞と助詞を完成させて、来月からポラリスに入らないと」

「数学ⅠAの復習が疎かになっていて抜けがあるはずだから、優先度の高い場合の数と確率から先に復習しよう」

「生物基礎は順調だね。とりあえず1周は終わったらから、あと2ヶ月で2周目やって、センターにいこう」

 

このように、各自の取り組みに合わせた声掛けを行っています。過去の取り組みが未来の合格にどう繋がるのか、一目でがわかる「合格マップ」システムを使って、第一志望合格をつかみ取りましょう。

この記事を書いた人

二神大輝