【高校進学の指南書】恋愛編〜恋人はステータスではない〜

前回の続きです。

毎年、高校入試を終えて入学前に心配になることの1つに「友だちの作り方」があがります。また、多感な時期ですから、恋愛について、彼氏彼女の作り方についても話題になることがあります。センシティブな内容と特に触れない人も多いでしょうが、恋愛は究極のコミュニケーションですから、高校生のうちにぜひ楽しんでください。

 

さて、この【高校進学の指南書】シリーズでは、人間関係や部活の選び方、勉強とアルバイトとの両立など、高校生活における注意点をまとめていきます。今回は恋愛編となりますので、ぜひ入学前に読んでみてください。

1−1. 無理に恋愛をする必要はない

    恋愛は人生において特別な経験の一つですが、無理に恋人を作る必要はありません。

    周囲に恋人がいるからと焦ったり、流されるのではなく、自分のペースを大切にしましょう。

    恋愛は究極のコミュニケーションともいえるもので、相手を深く知り、自分を知ってもらうことで、新たな発見や成長につながります。

    ただし、恋人がいることがステータスではないことを忘れないでください。大切にしたいと思える相手を、自分の価値観に基づいて選ぶことが重要です。

    また、恋愛を始めるタイミングや相手との関係性を自分自身でしっかりと見極めることが、無理のない恋愛関係を築く第一歩です。

    1−2. 健全で成長できる関係を築く

    恋愛をするうえで大切なのは、お互いを尊重し、依存し合わない健全な関係を築くことです。お互いの学業、部活、交友関係など、それぞれの事情を理解し合い、歩み寄る努力を忘れないようにしましょう。

    恋愛において相手に依存しすぎたり、相手の自由を制限したりすると、関係が崩れる原因になります。

    一方で、高め合える関係を目指すことは素晴らしいことです。恋人と一緒にいることで「もっと頑張ろう」と思えたり、お互いに成長を支え合える関係が理想的です。恋愛は楽しいだけでなく、時には困難やすれ違いもありますが、その中でお互いを理解し、支え合う姿勢を持つことで、より深い絆が生まれます。

    大切なのは、恋愛を通して自分も相手も幸せになれるような関係を築くことです。

      いかがでしたか?

      近年は「推し活」が恋愛に代替されているという社会風刺も目にすることが多いですが、目の前の一人を大切にし、深い関係を築くのはとても尊いことです。教育学習塾として、目の前の誰かを心から大切に思える、そんな生徒たちを育てていきたいものですね。

      この記事が、高校生活を豊かにする一端になれば幸いです。

      この記事を書いた人

      二神大輝