無駄なことをさせたくない?

無駄なことをしたくないし

無駄なことをさせたくない親は多い

しかし

無駄なことというのは

実は大切だ

 

僕が中学生の時

自転車で転んで顔面から地面に着地して

大怪我をした友人がいる

普通

反射的に手から着地するものだが

親が子に、危ないことをさせないようにしたり

転ぶ前に手を差し伸べてしまうと

自分で自分を守れない子供になる

失敗から学ぶ経験が乏しいまま大人になってしまう

 

無駄というのもここでいう失敗に近くて

無駄を無駄と判断するのは大人だけど

子供当人からして

それが無駄かどうかは

後になってみないとわからない

それが無駄であっても、そうでなくても

経験値として蓄積される

その見えない資産は

その子供を支える柱になる

 

だから

親が頭ごなしに

「それ無駄じゃない?辞めれば?」

と言ってしまうのは、罪深いことだと思う

どうすればいいか一緒に考えてあげる、という

一番大事な「教育」をとばしてはいけない

 

失敗させることも教育だ

この記事を書いた人

二神大輝